第4回 小説b-Boy×フォレストページ BLノベルコンクール受賞者発表!
小説b-Boy×forestpage 小説コンクール
今回開催致しました「第4回 小説b-Boy×フォレストページ BLノベルコンクール」に、沢山のご応募を頂きありがとうございました!
残念ながら大賞は該当作品なしという結果となりましたが、非常に優れた作品が多く、「準大賞」「審査員賞」「期待賞」「フォレスト賞」を増設させて頂くことになりました!
個性あふれる素敵な作品が出揃いました。ぜひご覧くださいませ。

※2015年4月14日発売予定「小説b-Boy5月号」でもコンクール結果発表の情報が掲載されています。こちらもぜひチェックを!
大賞
該当作なし


準大賞
※作品タイトルのリンクより特設ページにて小説をご紹介させて頂いています。ぜひお楽しみ下さい!
◆書評◆
キャラクター、特に「受」である多田の心情が丁寧に描かれていました。「両片思いだった」という王道の設定を、心情を丁寧に描くことで、読者の共感を呼んだ作品だと思います。二人の思いが通じた場面では、わかっていても「よかったね」とキャラクターに対して思えるお話でした。寄木細工の箱をブックエンドと勘違いしていた、というエピソードは多少苦しい?という指摘もありましたが、印象的です。また、多田がずっと思いを寄せていた椎名のキャラクターも好感度が高かったです。前回、弘瀬さんの書評にも書かせてもらいましたが、内容に対して多少冗長に思われるボリュームなので、もう少し推敲してエピソードを刈り込むことも必要です。物語にメリハリを出すことで、読者もより感情移入して読み進められるでしょう。大人たちが主人公の今回のお話も大変面白かったです。これからも好感度の高いキャラクターを生み出されることを期待しています。
入賞
◆書評◆
構成とキャラクターが素晴らしかったです。エッチ場面も照れずに描かれていて、さらに学生時代のエピソードが、現在の彼らの関係を上手に際立たせています。遊び人で女好きと定評のある織部が、一皮むけばすごく健気で努力家。またそんなところに惹かれる嘉瀬というキャラクターに好感が持てます。サブタイトルが長すぎる上に、逆に内容がよくわからないものになっています。タイトルは作品の顔です。判りやすくかつキャッチーなものを付けてみてください。

◆書評◆
大変迫力のある展開です。特に攻キャラが大変魅力的でした。設定は、冒頭が暗く、主人公の置かれている状況が切ないのですが、そこが後半のハッピーエンドを際立たせていて大変面白く読めました。小山内と坂口が惹かれあう部分をもっと丁寧に描いて欲しいのと、ラストが駆け足気味に収束するのが残念でした。坂口のキャラクターは登場からエッチ場面、強引な性格と包容力も含め選者の評価が高かったです。

◆書評◆
突然中世風異世界へ召喚された売れない素人漫才師二人組という、ともすればイメージしにくいお話を大変面白く読ませています。異世界でのキャラクター達も好感度が高く、特にフリュゥのキャラクターにはときめかされました。攻めキャラっぽい笙とフリュゥ、受けキャラぽい鼓と陛下がそれぞれデキてしまうのも新鮮。漫才師という設定がクライマックスに生かされています。タイトルは遊びすぎで内容がよくわかりません。タイトルは作品の顔、だと想定して、読者の興味をそそる様なタイトルを選んでみてください。

◆書評◆
興味をそそる設定で文章も大変読みやすかったです。凛太郎の、環に惹かれるも環の為を想い距離をおくというもどかしい感情が上手く描かれていて、読み手を楽しませてくれます。ですが、設定の細かい部分に曖昧さが目立ったのが残念でした。言葉のチョイスは色気があるので、もう少し練り込むと説得力のある作品になるでしょう。
審査員賞
◆書評◆
悪魔たちの大変ユーモラスで人間味溢れる様が非常に良く描かれていました。相変わらず攻のセリフが素敵です。今回、キャラクター一存在感がありカッコよかったのがベルゼビュートでした。魔王ベルゼビュートと晴貴の父・厳斎との会話は数少ないですがどんなやりとりだったのかまで想像出来て大変印象的です。主役の魅力は大事なので最大限まで盛ってみてください。
◆書評◆
場面転換のテンポも良く、女子高に男子高校生がひとり、というゲームのような設定も一気に読めました。主人公の性格がぼんやりしすぎなきらいはありますが、ほっておけない感じが上手く出ています。遠江には攻として、女子高生からの評価だけではないもっと強い素敵エピソードがあれば、さらに素敵な話になると思います。回りの女子たちにも好感が持てます。
王子様ゲーム(PN.銀子)
◆書評◆
乙女ゲームのキャラクターが目の前に現れ「攻略しないと僕は消えない」と言い始める……。設定はとても面白く、思考錯誤しながら攻略していくうちにそのキャラクターに惹かれていくという流れはとても楽しく読めました。全体的にやや冗長に感じられますので、こちらを精査しテンポよく進めることが出来れば、もっとすっきりした読みやすいお話になると思います。
期待賞
◆書評◆
セフレから恋人同士になりたい二人の気持ちが、それぞれ丁寧に描かれていました。記憶をなくしたと思い込んだ受が、攻に初めて素直に告白する場面への持って行き方などは素晴らしい。次回は舞台の広がったお話にもまた挑戦してください。
フォレスト賞
◆書評◆
二人が距離を縮めていく過程は大変楽しかったです。ただ重複するエピソードもあり若干中弛みした印象を受けました。よくまとまっていて展開も面白いので、プロット段階でもっとエピソードを整理することが出来ればより読者の心に残るお話になるのではないかなと思います。

最終選考対象作品


※最終選考に残った方で希望される方には、小説b-Boy編集部による個別の批評をお送りいたします。
詳しくはフォレストページお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。
小説b-Boy編集部より総評

今回もたくさんのご応募ありがとうございます。今回で4度目になることもあってか、継続的に応募して下さる方も増えてきたように思います。そうした方々の作品は、前作よりも今作の方がよりおもしろい作品に仕上がっておりました。応募される皆さんが、ご自身の思いだけを詰め込むのではなく、読み手さんのことを意識して読み手さんを楽しませようという想いが高まってきているからだと思います。異世界設定、人間ではないものとの恋など設定もバラエティーに富んでいました。そんな中で今回高評価をつけさせていただいた作品は、登場人物、特に「攻」キャラがカッコいい作品でした。カッコいいにもいろいろなポイントがあります。社会的地位が高い人、美形、富と名声があるいわゆる「王子さま」設定など。もちろんそれらを兼ね備えているキャラクターに越したことはないんですが、実はそうした外見や設定より大事な点は、いかに「受」のことを愛しているか、その内面がきちんと表現されていることです。独占欲、どれだけ体を張れるか、受のピンチを救ってくれるか、受の弱さを受け止めてくれるか。こうしたことがうまく表現されている作品に、今回は高評価をつけさせていただきました。「お前が好きだ、死ぬほど好きだ、誰にもわたしたくない」ということを、これでもかというぐらい、文字で綴ってみてください。セリフも大事です。エッチシーンも欠かせません。ストレートに「攻」の熱い思いを表現できる場面は、最大限利用しましょう。「熱さ」は、書き手の思う10分の1も、読み手には伝わらないと思ってください。ボーイズラブを愛する読者さんは、とびきり熱い男子を望んでいます。それは、フォレストページを書き手として、読み手として利用されている皆さんが一番わかっているのではないでしょうか。躊躇せずトライしてみてください。

「第4回 小説b-Boy×フォレストページ BLノベルコンクール」に
沢山のご応募をありがとうございました!
受賞作品はどれも素敵な作品ばかりです。ぜひ一度読んでみて下さいね♪

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